麻里邑圭人

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2020年02月01日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月1日

「ナイヴズ・アウト」観了。これはいいクリスティーリスペクト映画。コミカルさを漂わせつつも伏線は周到で真相が見えたと思いきや予想外の展開と次々と反転する事実によってノックアウトさせられるこの感覚は正に良質な本格の読後感そのもの(あとクイーン好きだとおっと思う台詞あり)。面白かった。

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posted at 16:40:42

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月1日

ナイヴズ・アウト、キャラクター設定もよく練られていて、ある人物の大胆過ぎる台詞(クイーンの某名作を思い出した)もさることながら謎解きのラストであれを活かしたのには素直に巧いと思った。少なくともソフト化されたら購入したいくらいには好き。

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posted at 16:49:27

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月1日

「ゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-」観了。内容を一言で言えばゴブリン城攻略作戦。主人公パーティーと行動を共にすることでゴブリンにパーティーを全滅させられた令嬢剣士の再生の物語を60分という長さで手堅く纏めていたと思う。あと相変わらず妖精弓手が可愛かった(こなみかん)。

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posted at 21:02:58

2020年02月04日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月4日

マツキタツヤ/宇佐崎しろ「アクタージュ act-age」10巻読了。花子の非情なる仕掛けから幕を開ける舞台上の心理戦が実に圧巻。作中で王賀美が「この芝居は綱渡りだ」と言う通りその動向からは一瞬足りとも気が抜けない。その一方で夜凪の父という底知れぬ存在がこの舞台に齎したものにも注目したい。

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posted at 09:06:19

2020年02月08日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月8日

門前典之「エンデンジャード・トリック」読了。 百白荘のゲストハウス・キューブハウスから施工業者が転落して死亡した。翌年、本館で設計者の首吊り死体が発見される。そして五年後、キューブハウスには多くの客が集まっていた。その中には二件の未解決事件を解明する依頼を受けた蜘蛛手がいた。

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posted at 09:16:31

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月8日

ザ・バカミス。作者五年ぶりの新作である本作は主に二つの仕掛けによって構成されているが、そのうちの一つは島田荘司の某作の系譜とも言うべき実に大掛かりなもので、多分作者はデビュー作である「建築屍材」の時と同じ感じで思い付いたんだろうなあ……と考えると何とも微笑ましい気持ちになる。

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posted at 09:17:01

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月8日

一方もう一つの仕掛けに関しては記述の不自然さやそれをやる必然性の欠如など気になる部分が多く、些か滑っている印象が否めないが、あえて用意されている「読者への挑戦状」のハッタリぶりは嫌いではない。ただ個人的にはこの手の仕掛けは作者には向いていないように感じる。

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posted at 09:17:11

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月8日

全体的にみれば本作の仕掛けはトリックのためのトリックであり好みが大きく分かれる反面、タイトルに込められた意味(エンデンジャード:英語で「危機に瀕した」)を考えると、作者はあえて現代本格において絶滅危惧種とも言える二つの仕掛けを盛り込んだように思えて色々と考えさせられる作品である。

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posted at 09:17:21

2020年02月09日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月9日

田村由美「ミステリと言う勿れ」6巻読了。今回収録されている二つのエピソードのうちメインとなるのは、やはりガロが連続猟奇殺人事件(ちょっとだけエジプト十字架風)に巻き込まれる番外編だろう。真相そのものよりも、これまでの巻で語られたエピソードと様々な形で繋がっていく感じが楽しかった。

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posted at 23:28:59

2020年02月15日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月15日

深木章子「欺瞞の殺意」読了。殺人犯として服役していた元弁護士が仮釈放後にある関係者に送った書簡。「わたしは犯人ではありません」と無実を訴えたその書簡は次第に四十二年前の「毒入りチョコレート」殺人を巡る推理合戦となり、やがて「真相」のぶつかり合いが思わぬ方向へ物語を導いていく。

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posted at 16:40:43

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月15日

過去に起きた毒入りチョコレート事件とそれを巡る多重推理を扱った長編ミステリ。ミステリ読みであればその組み合わせにニヤリとする所だが本作の見所はそれだけに留まらない。往復書簡で新たな推理が展開される毎に隠された人間ドラマが掘り起こされる様は四十二年という時の重みと相俟って実に秀逸。

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posted at 16:41:01

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月15日

更に本作が優れているのは捨て推理が次の推理に意外な形で活かされるだけでなく、きちんと多重推理である必然性が用意されている点であり、しかも推理合戦の後には作者が得意とするプロットの捻りあり、そしてその捻りまでが計算ずくとあってはもはや脱帽と言わざるを得ない。

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posted at 16:41:11

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月15日

本作は設定の隅々まで作者の計算が行き届いた、現時点での作者の最高傑作と言っても過言ではない作品である。

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posted at 16:41:24

2020年02月17日(月)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月17日

加藤元浩「Q.E.D.iff」15巻読了。遺産相続で揉める雷明家で発見された山伏姿の逆さ吊り死体と奇妙な記号が書かれたメモ「その世界」、近未来の日本である日、AIが搭載されたロボットが暴走し新人弁護士の許にAI関係の依頼が殺到する事態に‥‥「人がまだ見ることができない」の二編を収録。

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posted at 10:22:33

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月17日

「その世界」はミステリでは定番の遺産相続物。次々と起こる不可能犯罪にこの作者らしい数学ネタを絡めており、漫画ならではの視覚効果抜群のトリックもさることながら犯人の計画の盲点をついたシンプルなロジックが巧く決まっている。

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posted at 10:22:46

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月17日

一方「人がまだ見ることができない」は「鉱区A-11」(「C.M.B.」37巻)でも扱ったロボット三原則ネタを「溺れる鳥」(「Q.E.D.iff」11巻)の世界観を使ってやってみただけでなく、この作者ならではのアプローチで某国内SF作品のテーマと繋げてみせた点が素晴らしい。哀愁感溢れる結末も○。

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posted at 10:23:01

2020年02月19日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月19日

天祢涼「境内ではお静かに 七夕祭りの事件帖」読了。源神社で働く坂本壮馬は一緒にトラブルを解決してきた「名探偵」の美少女巫女・久遠雫に想いをよせるがクールで感情の見えない雫の心はわからない。雫につきまとう謎の男・上水流や、壮馬の元カノ・佳奈が絡み、壮馬と雫の関係は渾沌としていく――。

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posted at 23:40:16

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20年2月19日

神社で巻き起こる問題の数々を参拝者の前以外では笑わない美少女巫女が解決する連作ミステリシリーズの二作目。ミステリ的な面白さで言えば前作よりも落ちており、作者得意の伏線にしてもどれが伏線なのか分かりやすいのはともかくローカルネタや特殊知識に偏り過ぎてイマイチやられた感がないのが難。

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posted at 23:40:36

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月19日

どちらかといえば神社ネタの縛りがそれほどきつくない、なぜ彼氏のフィギュアを黙って処分したのかという謎を扱った第三話の方がまだ楽しく読めた時点で(あと伏線にしても一部おっと思わせるものあり)ネタの配分を誤った印象が否めない。せめて前作くらいのクオリティーで読ませてほしかった。

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posted at 23:41:00

2020年02月20日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月20日

城戸喜由「暗黒残酷監獄」読了。同級生の女子から言い寄られ人妻との不倫に暗い愉しみを見いだし友人は皆無の高校生・清家椿太郎の姉・御鍬が十字架に磔となって死んだ。彼女が遺した「この家には悪魔がいる」というメモ。その真意を探るべく、椿太郎は家族の身辺調査を始め、残酷な真実に辿り着く。

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posted at 23:02:05

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月20日

第23回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。まず最初に断っておくと、本作は本格ミステリというジャンルでしか描けない暗黒家族小説である。そして本作に最も近い作風はと言えば特殊設定のない白井智之――言うなれば本作は鬼畜系パズラー家族小説(!)というべき極めて人を選ぶ話なのである。

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posted at 23:02:18

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月20日

その一方で本作はかなり人を食った作品であり、主人公の常識外れな行動や言動、清々しいまでの人でなしぶり、更に唐突にぶちこまれるポケモンやHUNTER×HUNTER、シャドバといったサブカルネタには戸惑う人もいるかもいるかもしれないが同時にそれが本作の独特な魅力となっている点も否定できない。

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posted at 23:02:38

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月20日

もっとも主人公のキャラ設定に関しては本作の事件の構図には必要不可欠であり、一見バラバラのように見える要素が思いもよらない因果の糸と逆説によって結びつけられていく様は反吐が出るほどひどい内容のはずなのに、次第に痛快に思えてくるのが不思議だ。

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posted at 23:02:52

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月20日

加えて最後に語られる「家族とは何か?」についても倫理からはほど遠いところにあるにも拘わらず謎の説得力に満ちており、そういった点からも作者がただ者ではないことがよくわかるだろう。とりあえずはっきりと言えるのは白井智之(または菅原和也)好きであれば間違いなくハマる作品である。

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2020年02月21日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月21日

紺野天龍「錬金術師の密室」読了。錬金術師のテレサ・パラケルススと青年軍人エミリアは、水上蒸気都市トリスメギストスへ赴いた。大企業メルクリウス擁する錬金術師フェルディナント三世が不老不死を実現し、その神秘公開式が開かれるというのだ。だが式前夜、三世の死体が三重密室で発見されて――。

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posted at 22:24:08

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月21日

ライトノベルの書き手によるファンタジー本格ミステリ。タイトルとその内容から田代裕彦の某作品を思い出してしまったが、幸いあちらとはネタ被りはしていない。それはさておき本作の展開そのものはこの手のミステリにはよくあるものであり、これをテンプレととるか王道ととるかは人によるだろう。

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posted at 22:24:32

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月21日

加えて事件の真相に関してもまたこの手のミステリの定番の域を出ていないため、さほど驚きはない。むしろ本作最大の驚きは探偵コンビに隠された秘密の方にあり、明らかにシリーズ化を想定した作りは賛否分かれるだろうが、もし続きが出るなら次こそは定番から脱したものを読ませてほしいと思う。

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posted at 22:24:56

2020年02月22日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月22日

「劇場版ガンダム Gのレコンギスタ II ベルリ 撃進」観了。前作から引き続きテンポのいい展開もさることながら、G-セルフの無敵感やアイーダのポンコツぶりがいい意味で際立っているのも○。新規カットもだいぶ目立つようになり、これなら次回も期待できるなと思ったら三作目の公開が秋って……。

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posted at 22:13:35

2020年02月23日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月23日

「ミッドサマー」観了。一言で言うなら儀式体感シミュレーション映画。前作「ヘレディタリー継承」よりもストーリー性はそれほど高くないが作品全体を覆う不穏感や考察したくなる感じはこちらの方が上か。聞くところによると監督の失恋をきっかけに作られたとのことだが全くいい趣味をしていると思うw

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posted at 23:20:11

麻里邑圭人 @mysteryEQ

20年2月23日

あとTLで「ミッドサマー」が金田一のいない八つ墓村という例えを見かけたが、それを言うなら差し詰め「ヘレディタリー継承」は金田一のいない獄門島(あくまで要素に過ぎないが)なのかなと思った。

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posted at 23:24:21

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