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麻里邑圭人

@mysteryEQ

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2022年02月27日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月27日

「-less [レス] 」観了。車で親類宅へ向かう一家がいつもと違う道を通ったことから遭遇する恐怖の数々。ぶっちゃけオチ自体はミステリ読みなら速攻で分かるものながら一家が少しずつ狂っていく過程と次々と起こる悪夢めいた出来事はそれなりに見応えがある。あと妙に長い嘔吐シーンにはちょっと笑ったw

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posted at 22:06:37

2022年02月26日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月26日

ただその一方である殺害トリックに関してはやや不発気味なのが残念。本作は過去の因縁を通して探偵役と犯人の対決を盛り上げていく展開もさることながら、いい意味でトラベルミステリらしからぬ(?)トリックに度肝を抜かれること請け合いの佳作である。

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posted at 16:19:57

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月26日

そしてこのアリバイトリックがまた強烈で、過去の事件に端を発する「○○には○○を」という構図には唖然呆然。一部記述に気になるところはあるものの、この手のミステリではよくあるお色気シーンや倒叙パートが真相の絶妙な目眩ましになっている点は非常に面白い。

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posted at 16:19:38

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月26日

寝台特急で起きた殺人事件の謎とアリバイ崩しに作者の作品ではお馴染みの伊夫伎警部が挑む長編ミステリ。本作が凄いのは224頁というそれほど長いとは言い難い物語の中にこれでもかとばかり事件を詰め込んでいる点であり、更にアリバイトリックを三つも盛り込んで読者を見事に翻弄してみせる。

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posted at 16:18:44

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月26日

池田雄一「寝台特急「ゆうづる」「鳥海」連続殺人」読了。寝台特急「ゆうづる3号」車中で起きた殺人。被害者は二年前に殺人事件の容疑者として調べられた過去がありその時はアリバイがあったおかげで容疑を免れていた。更に捜査が進むにつれ一人の男の変死と十年前の現金輸送車襲撃事件が浮上して――。

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posted at 16:18:11

2022年02月25日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月25日

加えて今回は主人公のアクトが前作以上に主人公らしい活躍を見せてくれる点も○で、やや終盤の展開にくどさを感じる部分もあるが、前作よりもパワーアップしたエンタメとしての裁判が楽しい良作である。

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posted at 21:14:14

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月25日

その一方で前作では物足りなかったミステリ要素にもテコ入れがされており、特にビル倒壊事件に纏わるハウダニット――特殊設定を活かした人を人とも思わないトリックはミステリ読みにも充分アピールできるだろう。

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posted at 21:12:22

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月25日

日本の法律でファンタジー世界で起きた事件を裁く異世界最高裁判所ファンタジーシリーズの二作目。前作が統一性のない複数の事件を扱っていたのに対し本作では一貫して一つの事件を描いており、更に前作にはいなかった分かりやすい悪役を登場させることでよりエンタメ度が上がっているのがまず好印象。

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posted at 21:11:53

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月25日

紅玉ふくろう「チヨダク王国ジャッジメント2 姉と俺とで異世界最高裁判所」読了。チヨダク王国の裁判官になったツカサとその補佐官になったアクトが今回担当したのは王女エクスタシアがかつて召喚したビルの倒壊事件。被害を受けた『教会』の神官長が王女の責任を追及するがその裏にはある陰謀が――。

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posted at 21:11:39

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月25日

一方「画廊島の殺人―前篇―」は前篇らしくまだ第一の殺人しか起こっていないもののその真相は「人食い観覧車の園」に比べたらまだマシと言える(とはいえ犯人が○○○なのは拍子抜けではあるが)。一応壊滅的だった前作よりは微々たる差ではあるが良くなってはきているので引き続き次巻に期待したい。

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posted at 02:01:00

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月25日

今回収録されている二つの事件のうち「人食い観覧車の園」は誰もが真っ先に思い付くであろう最もつまらない真相を何の捻りもなく提示してしまっただけでなく、作者がミスディレクションで盛り込んだと思われるもう一つの仕掛けがそもそも仕掛けとして全く成立していないのは大問題。

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posted at 02:00:35

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月25日

殺されても生き返る高校生探偵・追月朔也が事件の謎を解くシリーズの二作目。本格ミステリーを名乗っているにも拘わらず前作が本格とすら言えない散々な出来だったのに対し本作はまだギリギリ本格と言えるかもしれないが、それでも出来としてはお世辞にも良いとは到底言い難い。

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posted at 01:59:51

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月25日

てにをは「また殺されてしまったのですね、探偵様2」読了。殺されても生き返る能力を持つ高校生探偵・追月朔也が巻き込まれた二つの事件。観覧車が一周する十分間に十五の密室で起きた不可能犯罪「人食い観覧車の園」、セイレーン伝説の孤島で起こる凄惨な殺人事件「画廊島の殺人―前篇―」を収録。

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posted at 01:59:08

2022年02月22日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月22日

但しミステリとしてみると仕掛けは笑ってしまうほど強引、しかしながらミスディレクションは巧く、よくこのネタで長編を書く気になったなとある意味感心してしまう。とはいえ物語としてはこれまで作者が発表した中では最も過不足なく描けていると思う。ただその一方で誤植の多さが気になった。

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posted at 09:21:38

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月22日

星海社FICTIONS新人賞受賞作家による呪いをテーマにしたホラーミステリ。前半はホラー要素はありつつもキャラが立った登場人物たちのやり取りが楽しい日常物といった雰囲気だが物語が進むにつれ徐々にホラーらしい展開になっていき、終盤に至るとそれがミステリへと反転する構成となっている。

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posted at 09:20:57

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月22日

綿世景「化け物たちの祭礼 呪い代行師 宮奈煌香」読了。呪い代行師・宮奈煌香のもとに猫を使役した呪いの相談が相次ぐ。煌香は全盲の姉・莉唯の勧めで探偵笠原の手を借り呪術者を探すのだが、それをきっかけに日常が変わり始める。幾重にも隠された呪術者の本当の狙いとは?

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posted at 09:20:28

2022年02月20日(日)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月20日

そしてこれだけ錯綜したプロットにも拘わらず謎解きは思った以上にシンプルで分かりやすいのもまた凄い。加えて「名探偵、砧順之介自身の事件」に隠された哀愁たっぷりの意味も○で、徹底した事件の検証が物語の大半を占める内容は人を選ぶものの、本格ファンであれば是非手に取ってほしい傑作である。

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posted at 17:38:44

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月20日

本作が秀逸なのは複数のアリバイ工作にある趣向がどう関わってくるのかという謎を提示しつつも、そこにもう一つある仕掛けを絡めることで見事に読者の裏をかいてみせる点であり、その結果かなり錯綜したプロットには「そこまでやるか!?」という作者の執念を感じて思わず唸らされることだろう。

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posted at 17:38:29

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月20日

これまで同人誌でしか読めなかった作者自信作の長編ミステリ。「すでに冒頭のシーンから、作者の仕掛けは始まっております」とは作中の作者の弁だが確かに開始百頁余り何かが色々進行しているのは分かるもののそれが何か皆目見当がつかぬまま読者は縺れたアリバイの謎の中に突き落とされることとなる。

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posted at 17:38:12

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月20日

山沢晴雄「ダミー・プロット」読了。配送された手首。地下鉄の網棚の上に置き去られた首。占い教室の床に横たわった胴体。この死者は何者なのか?縺れ合う複数のアリバイ工作が解きほぐされた果てに探偵砧順之介の前に姿を現した犯人とは? そして「名探偵、砧順之介自身の事件」の意味とは?

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posted at 17:37:57

2022年02月19日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月19日

それでもコロナ禍の状況を何とかミステリとして活かそうとする努力は買うがこれもまた成功しているとは言い難いしタイトルの意味にしても全体的に散漫な印象のせいで伏線がそれほど効果を上げておらず残念ながら感動するまでには至っていない。社会派としてはともかく本格としては微妙な作品である。

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posted at 21:33:51

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月19日

生活安全課の仲田刑事と捜査一課の真壁警部補が活躍する社会派本格ミステリシリーズの三作目。何かと強烈だった前作「あの子の殺人計画」と比べると本作は社会派要素こそ一応盛り込まれてはいるものの、ミステリ的には色々仕掛けている割にどれもピンとこず、散漫な印象を受ける。

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posted at 21:33:35

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月19日

天祢涼「陽だまりに至る病」読了。小学五年生の咲陽は「父親が仕事で帰ってこない」という同級生の小夜子を心配して家に連れ帰り自分の部屋に匿うことに。翌日、小夜子を探して咲陽の家を訪ねてきた刑事の話から咲陽は小夜子の父親が、ラブホテルで起きた殺人事件の犯人ではないかと疑念を抱くが――。

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posted at 21:33:17

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月19日

「グッバイ、ドン・グリーズ!」観了。山火事の犯人をして疑われた少年三人が無実を証明するためドローンを探す話。言うなればスタンド・バイ・ミーと宇宙よりも遠い場所を強引に結び付けてしまったような作品で最後に待ち受ける事実には驚いたものの尺の足りなさは否めない。人によっては偏愛作かも。

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posted at 18:29:10

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月19日

「劇場版 呪術廻戦 0」観了。思った以上に主人公の乙骨憂太が碇シンジだった(驚愕)。それもエヴァ破のシンジなのでまあ人気が出る理由も分からなくはない。作品としては百鬼夜行が始まる後半のバトルの作画クオリティーが凄まじく、見応えはあったが最後のアレは余計だった気もする。

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posted at 18:28:39

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月19日

「The Killer Of Dolls」観了。幼い頃のトラウマで女と人形の区別がつかず殺人を繰り返す青年の話。青年が度々陥るスパズモ+サンタ・サングレという感じの倒錯劇がなかなかに強烈で予定調和な展開ではあるもののラストに待つ大破局は一度見たら忘れ難いものがある。怪作という言葉こそ本作に相応しい。

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posted at 01:36:25

2022年02月18日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月18日

本作は特殊設定ミステリであるにも拘わらず特殊設定が関係ない仕掛けの方が良くできているという、何とも評価に困る作品である。

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posted at 22:24:52

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月18日

むしろ本作は特殊設定を使っていないアリバイトリックの方が出来が良くて、それを崩す決め手となる証拠に最も作者のミステリセンスが感じられる。また察しのいい人は気付くかもしれないが探偵役コンビに隠されたブラックな秘密も物語のいいアクセントとなっている。

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posted at 22:24:35

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月18日

第20回『このミステリーがすごい!』大賞最終候補作。あらすじからも分かる通り本作はいわゆる特殊設定ミステリではあるものの、残念ながらその特殊設定を使ったトリックはお世辞にも出来がいいとは言い難い。というのも設定説明と伏線のせいでトリックがバレバレ過ぎるのだ。

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posted at 22:24:14

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月18日

秋尾秋「彼女は二度、殺される」読了。傀々裡という、死者を一時的に蘇らせる能力をもつ能力者たちが存在する現代日本。能力者を管理する福音協会から派遣された黒緒と白夜は何者かに殺害された娘・真珠を蘇らせるべく周防家を訪ねるが、彼女の死体は傀々裡が不可能なほどに損壊していた。

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posted at 22:23:40

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月18日

「血を吸う薔薇」観了。岸田森吸血鬼再び。首から血を吸っていた前作から一転、今回はなぜか乳房から血を吸ってエロ要素がアップ(?)したにも拘わらず展開はありがちかつ説明不足なのが残念(タイトルもさすがにこじつけすぎ)。とはいえ人間と普通に肉弾戦を繰り広げる吸血鬼は初めて見た(爆)。

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posted at 00:45:31

麻里邑圭人 @mysteryEQ

22年2月18日

「呪いの館 血を吸う眼」観了。血を吸うシリーズの二作目。今回は正統派吸血鬼物ながらヒロインを苦しめる悪夢を効果的に使い前作同様ミステリ風に真相へ迫っていく過程は○。あと「呪いの館」と言いつつかなり終盤にならないと出てこないのは残念だが館のセット自体はだいぶ気合が入っていたと思う。

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posted at 00:45:04

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