麻里邑圭人

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  • 自己紹介 ミステリ初心者。非実在探偵小説研究会所属。 【好きな作家】飛鳥部勝則/梶龍雄/殊能将之/早坂吝/麻耶雄嵩 【好きな作品】「カルロッツァの翼」「殉教カテリナ車輪」「竹馬男の犯罪」「翼ある闇」「魍魎の匣」 【好きな映画】「キルビルVol.1」「サスペリア」「サンタ・サングレ/聖なる血」「ダークナイト」「リベリオン」
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2020年07月30日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月30日

タイトルに込められた趣向に関しては正直あまり巧くいっていない気もするが、あまりジャンル的なことは考えず、気軽に読む分には楽しめる作品である。

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posted at 20:22:50

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月30日

一言で言えばループミステリ風青春小説。「風」と書いたのは本作がループ物としてもミステリとしても中途半端だからだ。あくまで本作の本質は青春小説であり、ループミステリ的展開はあくまで青春小説部分を際立たせるための演出に過ぎず、間違ってもサプライズを期待するものではない。

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posted at 20:21:54

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月30日

玄武聡一郎「君の小説が読みたい」読了。君は一週間後に死ぬ――ある日、突然現れた茉莉花と名乗る女性は僕にそう告げた。彼女は僕の「死」をトリガーに何百回とタイムリープを繰り返しているらしい。そこから逃れるには僕を救うしかない、と。その日を境に犯人を捜す彼女に振り回される日々が始まった。

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posted at 20:21:22

2020年07月29日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月29日

但し第二の殺人の真相に関しては捻りすぎてスマートさに欠けるのがやや残念か。とはいえ、幻想ミステリ的雰囲気とシンプルながらもロジックに拘った作りは好感触な作品である。

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posted at 16:46:50

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月29日

また今回のテーマの一つである予告殺人に関して、探偵役がその予告を逆手に取ろうとする展開は見立て殺人で同様のことを試みた一作目を彷彿とさせる。その一方で真相の一部や手がかりがあからさま過ぎるのが気になるが、それをミスディレクションにした仕掛けを用いているのは○。

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posted at 16:46:28

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月29日

謎めいた使用人・栗花落静(ツユリシズカ)が探偵役を務めるシリーズの四作目。前作に比べるとオーソドックスなクローズドサークル物ながら、いかにもゴシックな舞台設定と幻想ミステリ色濃厚な展開はシリーズ中最も好み。

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posted at 16:46:12

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月29日

月原渉「鏡館の殺人」読了。妾腹の少女たちが暮らす鏡館。左右対称の新旧の館に、48枚の姿見が配置されている。富豪の父は一年に一度訪れ、政略結婚のために娘を選び出す。娘たちが籠の鳥から自由になれる唯一の日に連続殺人の幕が開く。犯行前に鏡を使って殺人予告をする犯人の狙いとは?

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posted at 16:45:54

2020年07月25日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月25日

果たして作者がどんな意図で本作を書いたのかは定かではないが、少なくとも本作が読む人によって感じ方が異なる、万華鏡のような底知れない作品であるのは間違いない。

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posted at 13:54:01

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月25日

それは作中の比良坂さんの存在や終盤の怒涛のような多重解決からも窺うことができるが、その一方で小説という媒体における読者と作者の関係が強姦もとい一方的なディスコミュニケーションであることに対する諦観の念も感じさせる。

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posted at 13:53:33

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月25日

しかしながら今回再読して感じたことは、本作が思っていた以上に誠実であることだ。本作は徹頭徹尾ライトノベルの形式を借りて本格ミステリの構造について論じた小説であり、ある時は本格の現状を茶化しつつも本格ミステリとして成立させるものは何なのかその正体について真摯に描こうとしている。

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posted at 13:52:52

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月25日

第6回HJ文庫大賞奨励賞受賞作。怪作、奇書、アンチミステリ――恐らく本作を読了したミステリ読みはだいたいこんな感想を抱くことだろう。あるいは某ミステリ作家兼評論家の某作に対する発言のように「これは、ゴミである」と思う人もいるかもしれない。

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posted at 13:52:31

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月25日

米倉あきら「インテリぶる推理少女とハメたいせんせい -In terrible silly show,Jawed at hermitlike SENSEI-」再読了。とある孤島の中学校を舞台に文芸部顧問で処女専門の強姦魔(!)である「せんせい」が次々と部員に手をかけ、それを女子中学生の比良坂さんがロジックで無効化する対決の行方は?

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posted at 13:51:54

2020年07月24日(金)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月24日

それだけでなく物語終盤ではコンゲーム要素まで盛り込まれ、それまでユーサーの助手に過ぎなかったエレインの成長ぶりをこれ以上ない形で見せ付けてくれるのがまた心憎い。本作は二巻に亘って周到に計算されたファンタジーミステリの傑作である。

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posted at 18:47:42

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月24日

だが困ったことにやがて容疑者が一人もいなくなる事態に直面することになるが、そこからどう引っくり返すかこそが本格ミステリとしての醍醐味なのは言わずもがなだろう。しかも最終的に明かされる真相は前述したRPG設定の盲点を巧く突きつつ、同時に世界観とも密接に結び付いている点が実に秀逸。

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posted at 18:47:13

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月24日

加えてそれぞれの容疑者に犯人だと名乗り出なければいけない動機がきちんと用意されておりそういう意味ではどことなく我孫子武丸「探偵映画」を彷彿とさせる。そして本作の探偵役であるユーサーはそんな容疑者たちの話を聞きその中に隠された矛盾を突くことで徐々に真犯人を絞り込んでいくことになる。

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posted at 18:46:52

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月24日

自分こそ魔王を倒した勇者と主張する四人の中から本物の勇者を探し出す全二巻構成の異世界フーダニット物。本作がユニークなのは何といっても通常のミステリなら犯人であることを隠そうとするところをRPG設定を持ち込むことで見事に逆転させてしまった点だろう。

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posted at 18:46:31

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月24日

田代裕彦「魔王殺しと偽りの勇者」再読了。百年に一度復活すると言われた大魔王が倒され四名の人物が「自分こそが大魔王を倒した勇者だ」と名乗り出る異常事態が起こった。王宮戦士のエレインは王からの命を受け、地下牢に幽閉されていた魔族の青年・ユーサーと共に魔王殺しの真犯人を探すことになる。

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posted at 18:44:46

2020年07月23日(木)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月23日

そしてシンプルであるが故に一見すると本作は一発ネタのように思えるが終盤で更に一捻り入れることで事件の構図と人間ドラマに深みを与えているのがいい。それでいて最後の最後にある茶目っ気たっぷりの仕掛けまで用意した本作は徹頭徹尾読者を翻弄してやろうという作者の意気込みが窺える秀作である。

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posted at 18:16:43

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月23日

勿論それらのガジェットはただの魅力的な演出として使っているわけではなく、ある時は絶妙なミスディレクションとして、またある時は魔法の正体を突き止める必要不可欠な手掛かりとして機能しており、しかもその魔法の正体がシンプルであればあるほど効果的という点も実に心憎い。

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posted at 18:15:33

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月23日

魔女と魔女候補生が通う学園で魔女が起こした連続殺人の謎に魔女狩り探偵が挑む異世界本格ミステリ。犯人が魔女ということは当然そこには何らかの魔法が使われているわけで、その魔法が何かという謎だけでなく顔のない死体に密室、アリバイ崩しといった定番のミステリネタを絡めた見せ方がまず秀逸。

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posted at 18:14:21

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月23日

赤月黎「魔女狩り探偵春夏秋冬セツナ」再読了。この学院では人がよく死ぬ。魔女予備軍が本物の魔女となり魔法の対価に人を殺す――魔女と魔女候補生が通う聖アラディア学院で被害者の顔を潰す連続殺人が発生。一度は魔女に殺され魂に奪われたクオンは、彼を助けた魔女狩り探偵セツナと共に事件に挑む。

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posted at 18:13:59

2020年07月22日(水)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月22日

だがその一方で数少ないながらも巧くハマっているものもあり特に雪密室を扱った表題作のある気付きと、銃を持っていたにも拘わらず刺し殺された男の謎を扱った「天狗松」の人間味溢れる真相が○。またトリを飾る「夕間暮」の惣左衛門とお糸の推理の共演と時代の変化が色濃く反映された真相も良かった。

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posted at 22:42:18

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月22日

デビュー作「恋牡丹」に収録された四編の間を埋める八編から成る時代ミステリ短編集。前作に引き続き時代物を活かした不可能犯罪と前作以上に多い収録話数が嬉しい反面、一編一編が短いが故にシンプルすぎる見せ方が災いして、謎解きに至る前に分かってしまうものが大半を占めるのが難。

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posted at 22:30:46

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月22日

戸田義長「雪旅籠」読了。大老井伊直弼が暗殺された桜田門外の変を巡る「第二の銃声」の謎、雪密室、切腹人の殺害……江戸時代末期、『八丁堀の鷹』こと北町奉行所定町廻り同心の戸田惣左衛門と気弱な息子・清之介の同心親子が時に元花魁お糸の助けを借りながら遭遇した八つの謎に真摯に対峙する。

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posted at 22:30:17

2020年07月21日(火)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月21日

とはいえミステリ部分も健在で作中の三津田信三によって明かされるある事実には一部バカミス要素もあってちょっと笑ってしまったw その一方で今回はシリーズ前二作のみならずシリーズ以外の三津田作品に言及したメタ趣向を試みておりそれがいい意味でホラーとしての後味の悪さを生んでいる快作である。

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posted at 07:09:08

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月21日

「どこの家にも怖いものはいる」 「わざと忌み家を建てて棲む」と続いた幽霊屋敷怪談シリーズの三作目。今回は家そのものが幽霊という幽霊屋敷ならぬ屋敷幽霊(!)を扱っており、これまで通り複数の記録から怪異の真相に迫る形式ながらも最終的にはこれまで以上にホラー寄りの仕上がりになっている。

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posted at 07:08:42

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月21日

三津田信三「そこに無い家に呼ばれる」読了。編集者・三間坂の家の蔵から発見されたのは、厳重に封印が施された三つの記録。それらはすべて「家そのものが幽霊」だという奇妙な内容で――。もし何かが「一つずつ減っている」または「増えている」と感じたら、この読書を中止してください。

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posted at 07:08:20

2020年07月18日(土)

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月18日

「レディ・オアノット」観了。館を舞台にした、かくれんぼデス・ゲーム物。追われるスリルと黒い笑いのバランス配分が絶妙なのに加え、シチュエーションのバリエーションが豊富なのもいい。終盤の展開がやや思っていたのとは違うものの、これはこれで笑えたので良しとしたいw

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posted at 19:17:00

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月18日

よくもまあこんなことを考えるなあという本作の趣向は確かにタイトル通り「これはミステリではない」のだけど、一方でいかにもミステリっぽい道具立て、展開だからこそこの趣向が成立したのもまた事実であり、ある意味ミステリ読者がどこまで許容できるか挑戦した、極めてこの作者らしい問題作である。

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posted at 13:17:45

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月18日

だが次第に真っ当と思われた展開すらも曖昧模糊と化し、これは一体何なのかと狐につままれたような心境で迎えた終盤残り数ページ。そこで唐突に明かされる理不尽な真相と登場人物の言葉を借りて告げられる本作の趣向にはさすがに唖然としてしまった。

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posted at 13:17:21

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月18日

汎虚学研究会シリーズの二作目にして、作者自身が「これまで僕が書いてきたなかでも最大級に歪」と語る作品。タイトルに反して、犯人当て小説を巡る事件の展開は思いのほか真っ当ながら、合間合間に挿入される登場人物たちの見る脈絡のない夢の描写が不穏な雰囲気を掻き立ててくれる。

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posted at 13:16:56

麻里邑圭人 @mysteryEQ

7月18日

竹本健治「これはミステリではない」読了。香華大学ミステリクラブの夏合宿でメンバーをモデルにした犯人当て小説の問題篇が披露された翌日、濃霧の中で出題者は解決篇の原稿と共に消え去ってしまう。偶然居あわせた「汎虚学研究会」の面々も渦中に巻きこまれ、事件の謎に挑むことになるが――。

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posted at 13:16:30

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